フリーランスプログラマになるということは、個人事業主になるということ。仕事を受注し、納品物を納め、請求書を出して売上金を回収し、入金を確認し、帳簿をつけて確定申告をし、税金を納めなければなりません。フリーランスプログラマとは、プログラマしてのスキルや腕で稼ぐ商売です。その商売の一連の流れをスムーズに進めるために、知っておきたいことを紹介します。
契約書は、フリーランスで仕事をして行く上で、自身の身を守るためにも重要なものです。
フリーランスプログラマによくあるトラブルが、クライアントの未払いです。苦労して受注して、納品しても、売上を回収できなければ、何カ月、何百時間の労力が水の泡になってしまいます。契約書があれば、最悪クライアントに逃げられても、小額訴訟に持ち込む事が出来ます。逆に契約書がない場合、泣き寝入りするしかなくなってしまうケースも非常に多いのが現実です。
フリーランスとして生きるためには、回収業務までを確実に行うことが大切。中には、最初から払う気がなく、仕事を発注するような悪徳業者もいるので、注意が必要です。初めて取引するクライアントには細心の注意を心がけることで、リスクを回避しましょう。着手金として半金前納してもらう、先払いを確認してから着手するなどの慎重さも時には必要です。フリーランスは仕事をとることに必死になるため、その足元を見る悪徳業者も多いのです。回収できない客は、お客ではありません。断るべき仕事は断る、その判断力も、フリーランスとして生きる中で培っていく必要があります。
契約書の締結は、売上回収のためだけではなく、責任範囲を明確にする意味でも重要です。フリーランスプログラマは社会的立場が弱くなりがち。何かトラブルがあったときに、自分の身を守るのは自分自身です。
会社員であれば自動的に給与から引かれる所得税ですが、フリーランスの場合は自分で年間所得を申告し、納税しなければなりません。これがいわゆる確定申告です。フリーランスで働く以上、避けて通る事は出来ません。
毎年1月~12月までの1年間の所得を計算して翌年2月に管轄税務署へ申告します。その作業を確定申告といいます。所得とは、売上のことではありません。売上などの収入から、事業にかかった経費と控除額を引いたものが課税対象所得になります。この金額は、所得税の計算基礎だけではなく、住民税や健康保険料の算出ベースにもなるため、金額が大きければ支払う額も増えるということになります。事業に使う備品類などの購入や打ち合わせ等の飲食代の支払い時には必ずをとっておきましょう。所得税の納付は翌年の5月頃になります。稼いだ分だけ使ってしまうと、納付書が届いてから青ざめることになりかねません。税務知識は、フリーランスの必須知識として、詳しく調べておきましょう。
フリーランスプログラマとして活躍するために必要不可欠な資質が、「能動的に働けること」です。会社員であれば、指示されたことだけをこなしていても給料はもらえますが、それではフリーランスプログラマとして生きることはできません。フリーランスとしての一歩を踏み出すことすらできないでしょう。 続きを見る
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